2011年5月22日日曜日

6月のものづくり市

6月5日(日)にJR長岡京駅前バンビオ広場の「ものづくり市」に出店予定です。
今回も、これまでと同じようにブレッドボードを使った、ハンダ付けなしでできる簡単電子工作の体験ブースです。小学校中学年なら楽勝で、低学年でも作ることができます。

出店予定の作品は次のとおりです。
電子サイコロ
7セグLEDゲーム×3
電子オルゴール(手動演奏機能付き)
スピーカーの大きさによって松・竹・梅の3種類あります。
④光るオルゴール
⑤イライラ棒

①〜④は4月に出品したものと同じです。
④光るオルゴールは光ファイバーツリーの光ファイバーなしのもので、RGBフルカラーLED がオルゴールに連動して光ります。
⑤イライラ棒 は今回デビューの新作です。昔、テレビ番組ではやったイライラ棒をまねたゲームです。下の写真がその製作例です。マイコンと7セグLEDを使って、ゴールするまでの時間を測定する機能がついています。コースは針金を自分で好きなように曲げて作ってもらいます。


みなさまのお越しをお待ちしております。
ただし、屋外会場ですので、雨天の場合は出店を取りやめる場合があります。


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2011年5月11日水曜日

電子オルゴール(梅)

久しぶりに電子工作ネタです。4月の「ものづくり市」で新作としてデビューしたにもかかわらず、1つも作ってもらえなかった電子オルゴールの作り方を紹介します。6月5日の「ものづくり市」にも出品予定です。

まず、この電子オルゴールの機能を紹介します。
・自動演奏と手動演奏とを切り替えできます。
・曲が4曲入っていて、好きな曲を選んで演奏できます。
・音色が少し本物のオルゴールっぽくなっています。
各音の鳴り始めは音が大きく、その後、だんだん小さくなります。


使用する部品は次の表のとおりです。
マイコンPIC12F683またはPIC12F615
ブレッドボードEIC-301
圧電スピーカーPKM13EPYH4000-A0など
スイッチタクトスイッチ
LED赤色、5mm
抵抗470Ω
電池ボックス単三×2本
電池スナップこんなもの
注)各部品のリンクはは2011年5月現在の秋月電子の商品ページです。

全て秋月電子で、総額500円以内で入手可能と思います。
ただし、このサイトを初めてご覧になる方はご注意下さい。マイコンという部品は、買ってきたそのままの状態では、この記事で紹介するようなオルゴールの動作はしません。電子オルゴールとして動作させるためには、専用の装置でプログラムを書き込む必要があります。

回路図はこちらです。複雑な動作は全てマイコンがやってくれるので、回路は非常に簡単です。


ブレッドボードの配線図はこちらです。


マイコンの左上の赤色の配線で自動演奏と手動演奏を切り替えます。回路図のAUTO/MANのスイッチに対応しています。外すと自動演奏、つなぐと手動演奏です。自動演奏とは、普通のオルゴールのように勝手に曲を演奏してくれる動作モードです。手動演奏とは、演奏スイッチを押すたびに1音ずつ進んでいく動作モードです。自分で楽器を演奏しているような感覚で演奏できます。手動演奏の時には、休符のところでLEDが光ります。自動演奏と手動演奏とは曲の途中でも切り替えることができます。

ブレッドボードの下の方の赤い丸で囲んだ青色の2本の配線で演奏する曲を選びます。 2本の配線をつないだり外したりする組み合わせで、下の図のように4曲を選びます。ただし、4曲目を選んだ場合は、自動演奏モードでは、4曲を順番に、繰り返し演奏し続けます。

マイコンのプログラムはこちらからダウンロードしてください。
<マイコンのプログラム>

マイコンのプログラムにはPIC12F615用とPIC12F683用とがあります。そのままマイコンに書き込む形式のファイルは「hex」フォルダの中に入っています。MikroC Pro for PICで作成したプロジェクトが「12f6**_orgel_auto」の中に入っていますので、ソースコードを見たい方はそちらをご覧ください。

ところで、この記事のタイトルは「電子オルゴール(梅)」となっていますが、(梅)とは「松竹梅」の梅のことでして、実は「梅」の他に、グレードアップ版の(竹)と(松)があるのです。その違いはスピーカーの違いです。この(梅)は安くて駆動回路が簡単な圧電スピーカーを使っています。(竹)と(梅)は少し値段が高くて、追加の駆動回路が必要な電磁スピーカーを使ったものです。電磁スピーカーの方が大きな音が出ます。(松)は後日、紹介させていただく予定です。


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2011年5月5日木曜日

国際宇宙ステーションが見える

最近、電子工作ネタから離れていますが、今日も科学ネタです。
先日、名古屋市科学館のプラネタリウムで仕入れたネタです。今日(5月5日)の夜、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」を肉眼で観ることができるそうです。19時40分から43分にかけて、北北西の空、仰角11度の位置から見え始め、東の空、仰角21度の位置へ移動するそうです。非常に明るく光りながら移動するので、天気が良ければ肉眼で簡単に見つけられるそうです。

今日の京都での観測情報はこちら→宇宙航空研究開発機構・天空経路情報
国際宇宙ステーションの見つけ方→ 宇宙航空研究開発機構・ISSの探し方と注意事項
国際宇宙ステーションの見つけ方→名古屋市科学館・国際宇宙ステーションの見つけ方

 実は、国際宇宙ステーションが見えるのは今日だけではなく、3日も見えていたそうです。でも3日の夜は天気が悪かったので、多分見えなかったのでは?今日は、現時点の天気予報では京都は「晴れ」なおで、見えるのではないかと期待しています。今日がダメでも、今日以降も見える日は何回もあるようです。みなさんも、観測に是非挑戦してみてください。

その他の日の京都での観測情報はこちら→宇宙航空研究開発機構・ISSを見よう


(2011/5/5 夜 追記)
国際宇宙ステーション、観られた方おられますでしょうか?京都ではきれいに観ることができました。とても明るくて、しかも動いているので簡単に発見できました。
次は明日の夜8時2分頃から見えるとのことです。今日見逃してしまった方は、明日、またはそれ以降でも是非、観測してみて下さい。

(2011/5/10 追記)
今日からしばらくの間は国際宇宙ステーションを見ることはできないようです。
今後の観測情報は↓のサイトでご確認下さい。
宇宙航空研究開発機構・ISSを見よう

(2011/6/13追記)
明日、6月14日、また京都で観察しやすい、時間と角度に来るようです。
↓詳細はこちら↓
宇宙航空研究開発機構・ISSを見よう


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2011年5月1日日曜日

名古屋市科学館プラネタリウム

電子工作とは関係ありませんが、ゴールデンウィークということで、家族で名古屋へ行ってきました。名古屋と言えば、今春リニューアルして、話題の名古屋市科学館(ここのホームページはGWに入ってから非常につながり難いです。)です。何が話題かと言うと、ご存知の方も多いと思いますが、ドーム直径35mという世界一の大きさのプラネタリウムです。このプラネタリウムが今年の3月19日にオープンしてから、ものすごい人気で、連日、朝から大行列だそうです。行列の様子はこちらの「くま子日常誌」さんが詳しく書かれています。
その大人気のプラネタリウムに、このGWという、さらなる大混雑が予想される中 、本日、5月1日、無謀にも挑んで参りました。実は前々日から名古屋に遊びに来ていて、名古屋駅近くのホテルに泊まっていました。朝、起きると雨が降っていたので、やや戦意喪失気味。雨なので並ぶ人も少ないかも、と期待しつつ、子供たちをホテルに残し、私一人で順番待ちの行列に並ぶために出発。名古屋駅近くのホテルから徒歩で、8時10分頃に科学館に到着。開館時間9時30分の1時間以上前ですが、なんと、やはり、すでに大行列です。ようやく列の最後尾に到着し、列に並ぶと、そこにはこんな張り紙が!!
 プラネタリウムの定員は1回350人で、土日祝日は1日7回の投影があるので、1日の定員は2450人ということになります。この表示を信じると、既に定員の半分ということになります。でも、一応、定員内のようなので、一安心。その後、しばらくすると列が一気に前へ移動しました。近くにおられた科学館の方に尋ねたところ、科学館のゲートが開いて、前へ進んだとのこと。で、上の写真の表示は、ゲートが開いてからの列の位置を示しているとのことで、ゲートが開いてから前に進んだ私の位置は、あの表示よりかなり前になりまして、おそらく7~800人目くらいのようでした。
そして、9時半頃になり、開館したようで、列がじわじわ進み始めました。それでも先は長く、結局チケット売り場に到達したのは11時ごろでした。待つこと約3時間、ようやく夢のプレミアムチケットを入手しできました。↓こちらがそのチケットです。

↓こちらは、科学館の外の写真です。上の丸いのがプラネタリウムのドームです。

↓そして、こちらはプラネタリウムの中の写真です。投影が終わって、お客さんがほとんど退場した後に撮影しました。シートの前後左右の間隔が広く、またシートが左右に30度ずつ回るため、非常に見やすいです。

投影の内容は、と申しますと、実は投影テーマが「一般用」と「キッズアワー」の2種類があるのですが、うちの子は小学校4年と2年で、迷ったのですが、「キッズアワー」を見ました。そのためか、私の個人的な感想としては、ちょっともの足りないかな?でも子供たちは喜んでくれていました。
この名古屋市科学館はプラネタリウム以外にもたくさんの展示があり、その内容もとても楽しんで見ることができました。残念ながら、今日の夕方の新幹線で京都に帰らないといけなかったので、全ての展示をゆっくり見る時間がなくて残念でした。


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